※禁煙外来は薬剤の入手が困難のため、当分の間休診となります。ご了承ください。

診療日

診療日 毎週水曜日
受付時間 午前11時30分~午後12時
受診は完全予約制となっております。ご予約は下記時間帯に内科外来へお申込み下さい。
月曜~金曜日 午後2時~4時まで
電話でのお問い合わせは「禁煙外来希望」とお伝え下さい。(TEL: 0250-24-5311)

タバコをやめたい方へ ~禁煙外来のお勧め~

「タバコやめたいけど、なかなかやめられない・・・」誰の助けも借りずに禁煙できる人ばかりではありません。そんな人を助けてくれるのが禁煙外来です。
禁煙の秘訣は、あなたの決意と、周囲の支援です。
新津医療センター病院では、2011年5月から、禁煙外来(保険適用)を開設致しました。禁煙を希望される方の受診をおすすめします。

禁煙外来の保険適用について

喫煙について現在では『ニコチン依存症』という病気である、という認識となっています。これに基づき2006年4月から禁煙治療が保険適用されることになりました。これは、喫煙を単なる習慣や嗜好と考えるのではなく、ニコチン依存症という病気としてとらえ、必要な治療を行うという考え方です。治療は一定の条件を満たした喫煙者なら、どなたでも受けることができます。

保険適用となる方

禁煙外来の保険適応は、以下の基準をすべて満たす方が対象となっております。

  • 1日の喫煙本数と喫煙年数を掛け算した数値が200以上の方。
    例:1日20本の喫煙を15年続けている方→20×15=300
  • 直ちに禁煙を開始する意思のある方
  • ニコチン依存度テスト(筆記)によって、依存が認められる方。
  • 全12週間のプログラムに参加いただくことを、署名で同意していただける方。

※全てに該当しないと保険適応とはなりません。自由診療(自費)で料金を負担していただくこととなります。
※禁煙治療の途中、または終了後に再喫煙されてしまった場合、初回診療日から1年間は保険の適応は認められません。

保険適用の場合の標準的な流れと料金の例

1.治療スケジュール

受診時期 治療内容
治療前の問診 禁煙治療のための条件の確認
初回治療 (1)診察
(2)呼気一酸化炭素濃度の測定
(3)禁煙実行、継続に向けてのアドバイス
(4)禁煙補助薬の処方
再診1(2週間後)
再診2(4週間後)
再診3(8週間後)
再診4(12週間後)

2.費用の目安

  【バレニクリン(内服薬)】
チャンピックスの場合
(貼り薬)
ニコチンパッチの場合
費用 自己負担額
(3割負担として)
費用 自己負担額
(3割負担として)
診療所 初診料+再診料 7,540円 5,960円 7,540円 5,760円
ニコチン依存症管理料 9,620円 9,620円
院外処方箋料 2,720円 2,040円
保険薬局 調剤料 5,980円 13,090円 2,800円 7,060円
禁煙補助薬 37,660円 20,730円
合計
初回診療~再診4(12週間後)
63,520円 19,050円 42,730円 12,820円

禁煙の薬ってどんな薬?

禁煙のための補助薬であるバレニクリン(チャンピックス)、ニコチンパッチ、ニコチンガムが使えます。これらの薬は禁煙後の離脱症状をおさえ、禁煙を助けてくれます。バレニクリン(チャンピックス)は喫煙による満足感もおさえます。バレニクリンを使うと禁煙の成功率が約3倍、ニコチンパッチ、ニコチンガムを使うと約2倍高まります。

バレニクリン(チャンピックス)

バレニクリン
  • 健康保険が使えます。
  • ニコチンを含まない飲み薬です。
  • 禁煙時の離脱症状だけでなく、喫煙による満足感も抑制します。
  • 禁煙を開始する1週間前から飲み始め、12週間服用します。

ニコチンパッチ

ニコチネルパッチ
  • 健康保険が使えます。
  • ニコチンを皮膚から吸収させる貼り薬です。
  • 毎日1枚皮膚に貼り、離脱症状を抑制します。
  • 禁煙開始日から使用し、8週間の使用期間を目安に、大きいサイズのものから小さいものに切り替えて使用します。
  • 高用量の剤形は医療用のみです。

ニコチンガム

ニコレット
  • 薬局、薬店で購入します。
  • 口の中の粘膜からニコチンを吸収させるガム製剤です。
  • タバコを吸いたくなった時に、1回1個をゆっくり間を置きながら噛みます。
  • 禁煙開始日から使用し、12週間の使用期間を目安に使用個数を減らしていきます。